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メルマガ作成スキル

「メルマガって難しそう」「何を書けばいいか分からない…」

そんな悩みをお持ちのあなたへ。今回の記事では、メルマガの全体像を理解し、ファンを惹きつけるメール配信を始めるための基礎知識をお伝えします。

メルマガを始める前に、まず理解しておきたいのが、その役割です。

メルマガは、単に商品やサービスを売り込むためのツールではありません。読者との信頼関係を築き、あなた自身のファンを増やすためのファン育成ツールとしての役割を担います。

ファンが増えれば、商品やサービスに興味を持ってくれる人が増え、結果的に売上アップにも繋がります。

目次

メルマガでファンを獲得するための4つの要素

ファンを獲得するためのメルマガを作るには、具体的にどんな要素が必要なのでしょうか?

メルマガでファンを獲得する要素は大きく4つあります。

  • コンセプト
  • 大前提・背景
  • 世界観・ルール
  • 読み手にアクションを取らせる導線

それぞれの要素について、詳しく解説していきます。

要素1:メルマガのコンセプト

メルマガのコンセプトとは、「誰に向けて」「どんな内容のメールを」「どんな目的で」配信するのかを明確にしたものです。

例えば、

  • 30代女性向けに、仕事とプライベートを両立させるためのヒントや情報を配信する
  • これから起業を目指す人に向けて、起業に必要な知識やマインドセットを配信する

など、メルマガの読者内容目的を具体的に定めることで、読者にとって登録するメリットが明確になります。

要素2:大前提・背景

なぜメルマガを発行するのか、なぜ読者にこのメルマガをおすすめするのか。その背景理由を明確にすることも重要です。

例えば、

  • 過去の経験から、30代女性が仕事とプライベートの両立に悩むケースが多いと感じ、その解決策を提供するためにメルマガを始めた
  • 起業を目指す人が陥りやすい失敗を事前に防ぎ、成功へと導くためにメルマガでサポートしたい

など、あなた自身の経験や想いを語ることで、読者の共感を呼び、メルマガへの信頼感を高めることができます。

要素3:世界観・ルール

メルマガの世界観とは、配信頻度文章のトーン使用する言葉など、メルマガ全体に統一感を持たせるためのルールのことです。

例えば、

  • 毎日配信するのか、週に1回配信するのか
  • 親しみやすい文章で書くのか、丁寧な文章で書くのか
  • 読者に語りかけるような口調で書くのか、客観的な立場で書くのか

など、メルマガの世界観を定めることで、読者は安心してメルマガを読むことができます。

要素4:読み手にアクションを取らせる導線

メルマガは、ただ読んで終わりではなく、読者に具体的な行動を促すことも重要です。

例えば、

  • ブログ記事への誘導
  • アンケートへの回答
  • 商品購入ページへの誘導

など、メルマガを通して読者にアクションを取らせることで、読者との距離が縮まり、ファン化へと繋がる可能性が高まります。

メルマガテンプレート作成の前に:ターゲットと目的を明確にしよう

メルマガテンプレート作成の前に、まずは「誰に」向けて、「どんな内容」を、「どんな目的」で配信するのかを明確にしましょう。

この3つの要素を明確にすることで、メルマガの軸が定まり、読者にとって有益な情報を効果的に届けることができます。

【例】

ターゲット:

  • Webライターを目指している20代女性
  • 副業で収入を増やしたいと考えている会社員男性

目的:

  • Webライティングスキル向上のための情報提供
  • Webライティングに関するコンサルティングサービスの販売
  • オンラインコミュニティへの参加促進

など、あなたのメルマガの読者像ゴールを具体的に設定します。

読者を惹きつける!メルマガテンプレート11個の要素

読者を惹きつけ、ファンを獲得するためのメルマガテンプレートは、以下の11個の要素で構成されています。

  1. 自己紹介
  2. メールの趣旨
  3. メールを読むメリット
  4. プレゼント
  5. 読者さんの現状の問題を認識させる&解決策を提示
  6. 読者さんと自分の目指す方向を明確化
  7. 価値観や理念
  8. サービスの中身、内容の補足
  9. 商品を販売するということ予告
  10. 価格を提示する前に「安い」と思わせる
  11. オファーの予告

それぞれの要素について、より具体的に解説していきます。

要素1:自己紹介

登録してくれた読者に、まずはあなた自身を知ってもらう自己紹介をしましょう。

名前はもちろんのこと、発信するジャンル(例:ビジネス、美容、恋愛など)や、あなたの経歴、実績、経験などを盛り込み、読者と共通点を見つけやすくする、親近感を持ってもらいやすい自己紹介を作成しましょう。

例えば、

  • かつては会社員として働きながら副業でWebライターとして活動し、月収○○万円を達成した経験を持つ
  • 現在は独立し、Webライティングのコンサルタントとして活動している
  • 趣味は旅行と読書で、最近はまっていることは○○

など、あなたの人間性が伝わる自己紹介を心がけましょう。

要素2:メールの趣旨

自己紹介の後は、メルマガの配信目的ターゲット配信頻度などを具体的に伝えましょう。

読者は、メルマガに登録する前に「このメルマガは自分に必要な情報が得られるのか?」「どれくらいの頻度で配信されるのか?」といったことを知りたいと思っています。

メルマガの趣旨を明確に伝えることで、読者の不安を解消し、安心して購読を続けてもらえるようにしましょう。

要素3:メールを読むメリット

読者がメルマガを購読することで、どんなメリットを得られるのかを具体的に伝えましょう。

読者は、「時間を割いてメルマガを読むだけの価値があるのか?」を知りたいと思っています。

そのため、読者にとって有益な情報や特典などを具体的に示すことで、メルマガへの期待感を高めることができます。

例えば、

  • メルマガ限定のWebライティングに関するノウハウ記事を配信
  • Webライティング案件獲得のための最新情報を提供
  • 読者限定のオンラインセミナーへの招待

など、読者にとって魅力的なメリットを提示しましょう。

要素4:プレゼント

読者登録してくれたお礼として、無料プレゼントを提供することは、読者との最初の良好な関係構築に役立ちます。

プレゼントの内容は、メルマガのテーマに関連したもので、読者にとって価値のあるもの(例:PDF資料、音声、動画、テンプレート、チェックリストなど)を選びましょう。

要素5:読者さんの現状の問題を認識させる&解決策を提示

読者の抱える問題を具体的に示し、その問題を解決するための解決策を提示することで、読者の共感を呼び、メルマガへの信頼感を高めることができます。

読者は、「自分の悩みを理解してくれる人がいる」と感じると、メルマガに愛着を持ち、読み続けてくれる可能性が高まります。

例えば、

  • 「Webライターとして活動したいけど、何から始めればいいか分からない」
  • 「文章を書くのが苦手で、なかなか案件を獲得できない」
  • 「ライティングで収入を得たいけど、単価が低くて悩んでいる」

といった読者の悩みを具体的に示し、それぞれの悩みに対する解決策を提示しましょう。

要素6:読者さんと自分の目指す方向を明確化

メルマガを通して、読者と一緒にどんな未来を目指していくのかを明確に伝えましょう。

読者は、「このメルマガを購読すれば、自分も理想の未来に近づける」と感じると、メルマガへのモチベーションが高まり、購読意欲も向上します。

例えば、

  • 「このメルマガを通して、あなたを月収○○万円稼ぐWebライターへと導きます」
  • 「一緒にライティングスキルを磨き、理想の働き方を実現しましょう」

など、読者にとって魅力的な未来像を提示しましょう。

要素7:価値観や理念

なぜメルマガを発行しているのか、どんな想いで情報発信をしているのか、あなたの価値観や理念を伝えることで、読者との共感を深め、信頼関係を築くことができます。

読者は、「この発信者の考え方に共感できる」「この発信者を応援したい」と感じると、メルマガをより深く理解し、あなた自身のファンにもなってくれるでしょう。

要素8:サービスの中身、内容の補足

メルマガで紹介する商品やサービスの内容を詳しく説明し、読者が購入前に疑問や不安を解消できるようにしましょう。

具体的な事例や体験談などを盛り込むことで、読者は商品やサービスをより具体的にイメージし、購入を決断しやすくなります。

要素9:商品を販売するということ予告

メルマガで商品やサービスを販売する予定がある場合は、事前に予告しておきましょう。

読者は心の準備ができ、販売開始時にスムーズに購入へと進むことができます。

要素10:価格を提示する前に「安い」と思わせる

商品の価格を提示する前に、商品の価値やメリットを十分に伝え、読者が「この価格でこの内容なら安い」と感じられるようにしましょう。

読者は、価格に見合う価値を感じなければ、購入には至りません。

商品の価値を効果的に伝えることで、読者の購買意欲を高めることができます。

要素11:オファーの予告

商品の販売開始日時や、特典情報などを事前に予告することで、読者の期待感と購買意欲を高めることができます。

例えば、

  • 「〇月〇日〇時に、特別な特典付きで販売を開始します!」
  • 「期間限定で、早期購入者特典をご用意しています!」

など、読者の心を惹きつけるような予告を心がけましょう。

メルマガ作成フローチャート

メルマガ作成は、以下の5つのステップで進めていきます。

  1. 誰に対して、どんな商品を売っていきたいのか書き出す(ターゲットの明確化)
  2. メルマガそのもののテーマを考える
  3. 売る商品をオファーするために必要な教育を書き出す
  4. 読者がメールを読んだときの感情を意識しながら、教育の流れを組み立てていく
  5. オファーまでの流れが途切れないようにメールを書く

①誰に対して、どんな商品を売っていきたいのか書き出す(ターゲットの明確化)

まずは、誰にメルマガを届けたいのかを明確にしましょう。

ターゲットが曖昧なままメルマガを書いてしまうと、誰にも響かない文章になってしまいます。

20代女性向けのスキンケア商品を販売したいなら、「20代女性」というターゲットが抱える悩みや理想の未来を徹底的にリサーチしましょう。

例えば、

  • どんな肌の悩みを持っているのか
  • どんな理想の未来を求めているのか
  • 理想の未来にたどり着くために邪魔している存在は何なのか

などを具体的に書き出していきます。

②メルマガそのもののテーマを考える

ターゲットと販売する商品が決まったら、メルマガ全体のテーマを決めましょう。

テーマは、読者がメルマガを読む目的やメリットを明確に伝える役割を果たします。

例えば、ライティングに関するテキストコンテンツを販売する場合、

  • メルマガを受け取ることでどんなメリットがあるのか
  • 毎日メールを読むべき理由
  • なぜメール講座を始めようと思ったのか
  • ターゲットにオススメする理由

などを盛り込みながら、メルマガのコンセプトを明確にしていきましょう。

③売る商品をオファーするために必要な教育を書き出す

読者が商品を購入したい!と思えるように、必要な情報を提供していく必要があります。

そのためには、「教育」という要素が非常に重要になります。

例えば、ライティングのテキストコンテンツを販売する場合、

  • 稼ぐために必要なのはライティングスキルであるという教育
  • 他のライティング講座とは違う点の教育
  • 動画や音声コンテンツよりもテキストコンテンツが良い理由の教育
  • サポートは必要ないという教育
  • 自分の商品が読者にとって一番良い選択であるという教育
  • 今この瞬間に買うべき理由の教育

などを盛り込みながら、読者を教育し、購買意欲を高めていきましょう。

④読者がメールを読んだときの感情を意識しながら、教育の流れを組み立てていく

教育の内容が決まったら、読者の感情を意識しながら、メールの構成を組み立てていきます。

読者がメールを読んでいる時の気持ちの変化を想像することで、より心に響く文章が書けるようになります。

例えば、

  • メールを読む前の読者の気持ち
  • メールを読んでいる最中の読者の気持ち
  • メールを読み終わった後の読者の気持ち
  • 読んでから1日経った後の読者の気持ち

などを具体的に書き出してみましょう。

読者の気持ちに寄り添うようにメールを書くことで、自然な流れでオファーまで誘導することができます。

⑤オファーまでの流れが途切れないようにメールを書く

読者の感情の流れを意識しながら、オファーまでスムーズに繋がるようにメルマガを書いていきましょう。

ライティングは「対話」であり「会話」です。

読者との会話を意識しながら、自然な流れで商品を提案できるように構成を工夫しましょう。

そして、書き終えたら必ず全体を通して読み返してみましょう。

  • 自分自身が読みたくなる内容になっているか
  • オファーに繋がる流れになっているか

客観的な視点で確認することで、より完成度の高いメルマガを作成することができます。

メルマガのネタが尽きない情報収集術

読者のニーズを把握するために、ぜひ実践していただきたいのが「リサーチ」です。

リサーチには以下のような方法があります。

競合リサーチ同業者のメルマガを購読し、どんな内容を発信しているか、どんな切り口で読者へ情報を届けているのかを研究します。
異業種リサーチ一見関係ない分野からでも、読者を楽しませるためのヒントや、人間心理に基づいた興味深い情報が見つかることがあります。

リサーチを通して得られた情報を、そのまま真似するのではなく、自分のメルマガの読者層に合わせてアレンジを加えましょう。

例えば、異業種のリサーチで見つけた恋愛におけるプレゼントに関する内容を、ビジネスに置き換えて顧客満足度向上のためのサービスとして紹介してみる、といった工夫も有効です。

メルマガで読者を楽しませるための「スパイス」

メルマガを発行する目的は、最終的に「ファンを獲得する」ことにあります。

そのためには、読者にとって有益な情報を提供することはもちろんのこと、読者を楽しませる工夫も必要です。

具体的には、読者が「こんなことまでしてくれるの!?」と驚き、感動する予想外の行動や情報です。

例えば、

  • お金のことは後回しにして、読者の質問に丁寧に返信する
  • 返信に時間がかかる場合でも、必ず返信することを約束する
  • 通常は有料で提供しているコンテンツを、メルマガ読者限定で無料プレゼントする

など、一般的なメルマガ発行者ではやらないような、手間のかかることを率先して行うことで、読者に「この人は本気で私のことを考えてくれている!」という印象を与えることができます。

ケーススタディ:めありマガジン

めありマガジンの内容の一部を抜粋し、以下の5つのポイントに絞って解説していきます。

  1. 読者へのラベリング
  2. 一貫性を持たせる
  3. 行動を起こさせる
  4. 特別感を演出する
  5. 必要性教育

めありマガジンから具体的なテクニックを学び、あなた自身のメルマガ講座にも応用してみましょう。

1. 読者へのラベリング:ターゲットを明確化し自己暗示をかける

めありマガジンの冒頭では、「楽に稼ぎたい」と考えている人ではないことを強調するラベリングを用いています。

読者へのラベリング例:

さて、突然なのですが「私のメルマガ」を見て頂いている方は、こういった類の方だと思います。

「楽に稼げる方法」を求めてないですよね?

なぜこのようなラベリングをするのでしょうか?

それは、めありさんが提供するサービスは、「簡単に稼げる」という甘い言葉に惹かれてきた人向けではなく、「本気で努力し、長期的に稼ぎ続けたい」と考える人向けだから。

ターゲット層と異なる読者をふるいにかけることで、本当にサービスを必要としている読者を集め、メルマガ講座の内容に集中してもらう狙いがあります。

同時に「あなたは努力できる人」「あなたは本気で変わりたいと思っている人」といったポジティブなラベリングをすることで、読者に自己暗示をかけ、行動を促す効果も期待できます。

2. 一貫性を持たせる:行動を促し、継続的な関係性を築く

めありマガジンは、100通に及ぶステップメール全体を通して、「ライティングスキルを身につけることで人生を変えられる」という一貫したメッセージを発信しています。

一貫性を持たせるための具体的な方法:

  • 各メールの冒頭で講座の目的を再確認させる
  • 前回の内容を振り返り、次のステップへ繋げる
  • 具体的な行動を促し、次のメールへの期待感を高める

このように、読者がメルマガ講座の内容を常に意識し、次のステップへ進むモチベーションを維持できるように工夫されています。

さらに、一貫性を持たせることで、めありさんと読者の間に信頼関係が生まれ、継続的な関係へと発展していく土台を築いています。

3. 行動を起こさせる:ワーク提出でアウトプットを習慣化

めありマガジンでは、ワーク提出を積極的に活用し、読者に行動を起こさせています。

行動を促すための具体的な施策例:

  • 毎日のワーク提出を促す
  • ワークの内容を具体的に指示する
  • 提出期限を設ける
  • 提出者への個別フィードバックを提供する

このように、具体的な行動指針とフィードバックを提供することで、読者が「行動する」ハードルを下げ、継続的にアウトプットする習慣を身につけることをサポートしています。

ワーク提出を通して、読者はインプットした知識をアウトプットする経験を積み重ね、ライティングスキルを着実に習得していくことができます。

4. 特別感を演出する:個別対応や限定コンテンツでファン化を促進

めありさんは、読者一人ひとりに特別感を与える工夫を凝らしています。

特別感を演出するための工夫例:

  • ワーク提出者への個別返信
  • 限定コンテンツの提供
  • 手書きメッセージやイラストの挿入
  • 誕生日に特別なメッセージを送る

これらの工夫により、読者は「自分だけが特別扱いされている」と感じ、めありさんへの親近感や信頼感が高まります。

結果として、読者とめありさんの間に強い絆が生まれ、メルマガ講座終了後も継続的に繋がっていきたいと感じるファンが増えていきます。

5. 必要性教育:読者の抱える問題点と解決策を明確にする

めありマガジンでは、ライティングスキルの必要性について、さまざまな角度から解説しています。

必要性教育の具体例:

  • ライティングスキルがあれば、場所に縛られず、時間にも縛られずに稼ぐことができる。
  • ライティングスキルは、セールス、集客、コンテンツ販売、自動化など、あらゆるビジネスに応用できる汎用性の高いスキルである。
  • ライティングスキルを習得することで、自分自身の考え方や伝え方が変わり、人生そのものが好転する可能性がある。

このように、読者にとってライティングスキルが「なぜ必要なのか」「どんなメリットがあるのか」を具体的に示すことで、メルマガ講座の内容への理解を深め、学習意欲を高めています。

また、必要性教育を通して、読者は自分自身の課題や目標を明確化し、めありマガジンを通してそれらを解決したいという気持ちを強く持つようになります。

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