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上手な休み方講座【世界の一流が過ごす休日】

休日をどう過ごすかで、仕事の生産性やパフォーマンスに大きな影響を与えると言われています。

今回は、Microsoftの元役員で現在は週休3日の会社を経営している腰川慎二さんの著書『世界の 一流は「休日」に何をしているのか?』を参考に、世界の一流が実践している上手な休み方について解説していきます。

目次

1.休日こそアクティブに!家の外で過ごそう

一流のビジネスマンは、休日になると積極的に家の外に出て活動しています。趣味や好きなことに没頭したり、家族や友人と時間を過ごしたり、読書に耽ったりと、充実した時間を過ごしているようです。

一方、多くの日本人は休日を家でダラダラと過ごしがち。スマホをなんとなく見ていたり、動画やテレビを見たり、ゴロゴロしながら何もせずに過ごしている人が多いのが現状です。

もちろん、家でゆっくり休むことも大切ですが、体だけでなく心もリフレッシュするためには、あえて外に出て活動することが重要です。

例えば、

  • テーマパークに行く
  • スポーツや趣味を楽しむ
  • 食べ歩きをする
  • アウトドアアクティビティを楽しむ
  • 友人や恋人との食事
  • スポーツ観戦や芸術鑑賞

など、様々なアクティビティを通して、心身ともにリフレッシュすることができます。

「趣味がないから何をすればいいかわからない…」という方もいるかもしれません。そんな方は、自分が「楽しい!」と思える体験を積極的に探してみましょう。

著者の腰川さんも以前は趣味がなかったそうですが、ハーレーダビッドソンに乗せてもらったことをきっかけにバイクの楽しさに目覚めたそうです。ハーレーから伝わる振動、重低音、疾走するスピード感…それらがモヤモヤした気分を吹き飛ばし、笑顔にしてくれたといいます。

このように、心から楽しめる趣味を見つけることが、充実した休日、ひいては充実した人生を送るための鍵となるでしょう。

2.仕事より休日を大切に!

世界で活躍する一流ビジネスマンは、休日こそが主役だと考えています。「休むために仕事をしている」と考える人や、「仕事は究極の暇つぶし」と言い切る人もいるほどです。

彼らは、働くためだけに生きているのではなく、人生を楽しむために生きているのです。仕事ができる人ほど、プライベートを充実させ、趣味に生きている人が多いというのは意外かもしれません。

日本人は仕事優先の考え方が根強く残っていますが、休日をもっと大切にして、メリハリのある働き方を目指してみましょう。

3.小さな挑戦で自信をつけよう!

休日にあえて小さな挑戦をすることで、

  • 自分に自信がつく
  • 仕事へのモチベーションが上がる

という効果が期待できます。

例えば、

  • 初めてのボルダリングに挑戦する
  • 大型二輪に乗ってみる
  • 一人旅に挑戦する
  • 行ったことのないお店に行ってみる

など、小さなチャレンジをクリアすることで、自己肯定感が高まり、仕事にも前向きに取り組めるようになるでしょう。

腰川さんも、オートバイやトライアスロンなど、自分にはできないと思っていたことに挑戦し、意外にもできたことで自信がつき、仕事へのモチベーションも高まったそうです。

「休日に挑戦するなんて疲れる…」と思う方もいるかもしれませんが、小さな目標を達成した時の爽快感は、何ものにも代えがたいものです。仕事ではなかなか新しいチャレンジができないからこそ、休日に新たな刺激を求めてみるのも良いでしょう。

4.土曜はアクティブに、日曜はリラックス

一流ビジネスマンは、土日を以下のように使い分けてメリハリのある休日を過ごしています。

  • 土曜日:アクティブに過ごす日。趣味や好きなこと、新しいことへの挑戦、セミナー参加など。
  • 日曜日:リラックスする日。軽い運動、読書、瞑想、芸術鑑賞、映画鑑賞、家族との時間など。

Amazon創業者のジェフ・ベゾスは、土曜日に乗馬を楽しみ、日曜日は歴史や自己啓発、読書などに時間を費やしているそうです。イーロン・マスクも、土曜日に自ら操縦する飛行機の趣味を楽しみ、日曜日は自宅で瞑想や読書をして過ごしているとのこと。

日曜日にアクティブに活動してしまうと、月曜日に疲れが残ってしまい、仕事に支障が出てしまう可能性があります。だからこそ、日曜日は心身を休ませる日として、ゆったりと過ごすことが大切です。

5.金曜の午後は休日計画タイム!

一流ビジネスマンは、休日の前日、つまり金曜日の午後には、すでに休日の計画を立て始めています。土日になってから「さあ、何をしよう?」と考えていると、結局ダラダラと過ごしてしまい、貴重な休日を無駄にしてしまう可能性が高いからです。

また、人気レストランの予約や、友人との予定調整なども、前もって行っておく必要があります。金曜日の午後から休日モードに切り替え、しっかりと計画を立てて、充実した休日を過ごしましょう。中には、土日にやることを金曜日の夜に前倒しする人もいるそうです。例えば、金曜日に仕事を早く切り上げて、その日の夜に筋トレや釣り、友達と会う、といった具合です。

6.サードプレイスを見つけよう

サードプレイスとは、自宅でも職場でもない、ゆったりとリラックスできる居心地の良い場所のことです。カフェ、バー、ファストフード店、図書館、カードショップ、お気に入りのお店など、人それぞれのリラックスできる場所を見つけましょう。

サードプレイスがあれば、調べ物や考え事、読書などが捗ります。イギリスのサセックス大学の研究によると、6分間の読書はストレスの68%を軽減する効果があるそうです。

また、サードプレイスでは、人との新しい出会いがあったり、共通の趣味を持つ人と語り合えたりすることもあります。良い人間関係を築くことは心身にも良い影響を与えます。疲れた時にフラッと立ち寄れる、読書や会話のできるサードプレイスを持っておくと良いでしょう。

7.デジタルデトックス

常にスマホを触っていると、情報過多になり、集中力が途切れたり、ストレスを感じやすくなってしまいます。そこで、強制的にスマホから離れられるような趣味を持つことがおすすめです。

例えば、サウナや筋トレ、スポーツなど。特にサウナはリラックス効果が高く、個室サウナなら友達と話しながら楽しめるのでおすすめです。

8.やりたいことを書き出そう

趣味がない、やりたいことがわからないという人は、まず紙に「やりたいこと」を書き出してみましょう。小さなことでも構いません。「これやってみたいな」と思うことをすべて書き出し、期限を決めて休日の予定に入れてみましょう。

腰川さんも、トライクという三輪バイクに乗りたいと思いつつも、なかなか勇気が出ず後回しにしていたそうです。しかし、実際に乗ってみると「もっと早くやっておけばよかった」と思うほど楽しかったとのこと。

やりたいことを書き出すことで、自分自身の本当の気持ちに気づくことができるかもしれません。そして、そのやりたいことが、生きる意味へと繋がる可能性もあるのです。

休日は人生の貴重な時間です。世界の一流の過ごし方を参考に、自分にとって最適な休日を過ごし、心も体もリフレッシュしましょう!

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