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教育習得1:ロジックの組み方

ロジックとは「〇〇必要だ!」となる文章の構成を指します。

例えば、宅トレ攻略なら下記のようなロジックと切り口で教育可能。

「家でも颯爽と街中を歩ける肉体を作れる」
「顔もイケメンになって3倍モテる」

ローンチの流れ
Step1.商品リリース前に、宅トレで10kg痩せたビフォーアフターを見せて興味づけするポストをする
読者心理:
「え、宅トレでそんなに変われるのか!」
「〇〇さん羨ましい!!!」

Step2.痩せるなら宅トレが楽だといろんな角度から訴求する
ジムは月額料金がかかりすぎる
→宅トレなら無料。あるいはダンベル買うだけ
ジムに入会してもすぐ行かなくなる
→宅トレならいつでも始められる
読者心理:
<教育前の読者>
「宅トレは痩せない」
「ジムのほうが効率的」
<教育後の読者>
「宅トレのほうがコスパよく痩せられる」

※そもそも最初から「宅トレのサービスが欲しい」なんて考える人はいないため、教育が必要になる

目次

教育ロジックのテンプレート1:課題解決型ロジック

1.都合のいいテーマで問題提起

・こんな悩みありませんか?(悩み)
・こんな状態になりたくないですか?(欲求)

悩みか欲求の感情を刺激しつつ、都合のいい問題提起をします。

具体例

教育系の商材を売る場合

<悩み訴求>

・フォロワーはいるのに商品が売れない
・無料プレゼントの組み方がわからない
・SNS運用やライティングを学んだのに稼げてない
<欲求訴求>
・セールスなしで毎日商品が売れていく
・運用3ヶ月で売上100万円をチャリン
・SNS運用もライティングも勉強せず稼げる

読者は最初の段階では商材に興味がありません。

そのため、相手が興味がある内容や、日々感じてる悩みを語り、自分ゴトとして聞いてもらう必要があります。

自分が売りたい商品で解決できる、相手の悩みを言い当てることで「自分ごと化」させます。

2.都合のいい原因を指摘

あなたがうまくいってないのは、[原因]ができていないから。
[原因]さえ解決すれば、あの問題もこの問題も解決して、困ることがなくなります。

読者が理想の状態にない原因を指摘します。

もちろんこれも、”売りたい商品に都合よく“です。

具体例

教育系の商材を売る場合

[論理の流れ]
1.悩み:稼げない
2.原因:感情を動かせない、人間心理を理解してない
3.解決策:教育で感情を動かそう

読者に色々考えさせないのが教育で大事なコツになります。

読者は色々と思考するとわからなくなって「何もしない、何も買わない」という決断をします。

読者がうまくいかない原因は実際は複数あるのですが

これだけでOK!全解決!

と都合のいい情報だけで論理を組み立てていきましょう。

これが情報操作です。

読者には考えさせない。
原因はシンプルにすることが大切です

ロジック作りでは原因が最重要

ロジック構築では原因の掘り下げが最重要です。
なぜなら、この原因の指摘がないと”強引“に感じるから。

[原因が抜けるパターン]
筋トレしても痩せなくて困ってませんか?
そういう方は生活習慣を改善しましょう!

[原因掘り下げパターン]
筋トレしても痩せなくて困ってませんか?
筋トレを継続できていることは素晴らしいです。しかし、脂肪が消費されずらいタイミングで筋トレをしたり、脂肪燃焼効果を上回るほど食べたりしていると、せっかくトレーニング効果が失われます。
今日から爆速で痩せたいなら、まずは生活習慣を見直す必要があります。

この原因指摘があるからこそ、「教育が必要」という手段の紹介に納得感が出てきます。
読者の気づいてない原因を教えてあげることで「あ、それ解決しないと」となって手段を探し始めて商品の購入につながりますし”違和感なく”セールスに繋げることができます。

3.都合のいい解決策を提示

[原因]を解決するのには[解決策]をしましょう。

自分が売りたい商品で学べるものを解決策として提示します。

ポイントは簡単そうに伝えること

  • 〜するだけ!
  • 〜さえすればOK!

商品を売りたいなら読者には考えさせないのが大事。

なるべくシンプルに「これだけやっておけばOK!」という感じで伝えましょう。

4.理想の未来を見せる

[解決策]をやるだけで、悩みから完全に解放されます。(悩み訴求)
[解決策]をやるだけで、こんな理想の状態が手に入ります。(欲求訴求)

解決策をやって手に入る理想の状態を語ります。

解決策をやって手に入る直接的なメリットだけじゃなく、その先で得られる未来までを語っていきましょう。

具体例

教育系の教材の場合

[直接的なメリット]
・成約率が上がる
・ローンチが伸びる
・LINE登録数が増える

上記に加えて
[その先の未来]
・同じ労力で収益が3倍になる
・月100万、500万、1000万円と伸ばせる
・自由自在にお金を生み出せる。

[さらに先の未来]
・寝てる間にもお金が生まれる
・回らない鮨や高級焼肉に行ける
・平日に弾丸で石垣島旅行いける
・節約を考えなくて良くなる
・老後の不安がなくなる

日常生活に近くなってくると読者からの共感も増えます

教育ロジックのテンプレート2:欲求喚起型ロジック

1つ目よりもシンプルなのでラフに教育したい時に、めちゃくちゃ使いやすいです。

テンプレート例

ダイエット開始当初は1ヶ月後にはすぐ挫折していたが、今では女子ウケする肉体を手に入れバリバリに声をかけられるようになった。(理想の未来)

種明かしすると、これもすべて食事改善を学んだおかげ。(都合のいい要因)

トレーニングは苦ではなかったから筋トレばっかしてたけど、限界を感じたので食事や栄養面を学んだらみるみる痩せていった。正しい食事の知識と食べ方のコツを学び、減量の停滞期を脱出。以前の5倍は効率的に痩せられるようになった。(都合のいい根拠)

停滞期に悩んでいた頃は想像もできなかったが、正しい食事改善によって目標を達成できた。1ヶ月で1kg程度の減量にとどまっている方は、食事改善によって3倍5倍の効果を得られる。(結論でアクション提示)

1.理想の未来を見せて欲求喚起

自分はこんな実績を持っています。こんな最高な生活を送っています。こんな成果を得ています。

欲求を喚起して興味づけします。

先ほどのポストでは、教育を身につけた結果得られた「ダイエット挫折→女子ウケする肉体をゲット」という内容です

2.要因(=売りたいもの)を提示する

これができるのは[解決策]のおかげです。

理想の未来を得られているのは〇〇のおかげです!

という形で売りたいものを要因として提示します。

要因はなるべくシンプル&ストレートにを意識しましょう。

これも全部〇〇を学んだおかげ“ロジックというのはほぼ確実にツッコミどころはあります。

これは誰のロジックでもどんなロジックでも同じ。

細かい知識も大事ですが、教育の中でそれを伝えても読者が余計なことを考えるだけ

買わない要因を自分で作りにいきます。

3.都合のいい根拠で固める

なぜうまくいくのかというと…

うまくいってるのは〇〇のおかげ”という主張を、ちょうどいい根拠で確固たるものにしていきます。

テンプレート例では、自分の体験談から食事法や栄養学を学んで売上の桁が跳ねたと強調しています。

・自分の体験談
・第三者の事例
・具体例を挙げる
・有面人の名言を引用する
・歴史から引っ張る
・それっぽい理論を使う

理由は読者にとって納得感があれば何を使っても構いません。

例えば、ナンパ界隈では見た目の重要性を語るためにメラビアンの法則がよく使われます。

大事なのは”なんとなくそんな気がしてくる“こと。

厳密に考えると、メラビアンの法則をナンパで適用して本当に成立するかなんてわかりません。

科学の法則なんて研究するときの特別な状況下で実験した成果にすぎません。

大事なのは読者の頭の中に「ナンパ=外見がほとんど」「モテたいなら外見磨かないと」というロジックを作ることです。

4.結論でアクションを提示する

[解決策]ができると[ベネフィット][ベネフィット]できるので、[解決策]しよう!

再度、主張を押しつつアクションを提示します。

ベネフィットを一緒に添えることで教育パワーが高まります。

パターン1の課題解決型に比べて原因の掘り下げがないので”教育感“がどうしても出ます。
教育感を悟られると教育の影響力は半減するので、欲求喚起型は軽めの教育としてジャブで使いましょう。

無料プレゼントのようなここぞ!というときは課題解決型ロジックでがっちり固めていくと効果抜群です。

ロジックを作るための事前準備

ある商品に向けて購入してもらうロジックを組む際に必ず事前準備が必要です。

商品を売るのがうまい人は下記の思考を無意識でやってます。

1.ウリや強みを洗い出す
2.読者にどんな切り口で問題提起をするか考える
3.商品にむけてロジックを組む

1.自分の商品の強みは何か?商品にどんなラベルを貼るか?

大事なのは「強みを理解すること」です。

  • 自分の商品の強みは何か?
  • 商品にどんなラベルを貼るか?

教育の基本は「強みを押し出せるように問題提起をすること」。

また、自分の商品特有の強みが出しにくい場合はラベリングという技術を使います。

2.どんな読者にどんな問題提起をするか?

どんな読者に対してどんな問題提起していくかによって、ロジックの組み方が変わります

具体例

INFINITYの場合は
𝕏マネタイズで疲弊してる人を想定していて、彼らの特徴を考えたところ
・毎日ポストを頑張ってる
・毎日アフィポストして売れるのを期待してる
・インプを気にして疲弊してる

みたいな行動をしていました。

だからこそ、そこに対して
「いつまで労働続けますか?」
「働かなくても売れる資産を作りませんか?」

という問題提起ができます。

グダと促進:自然に教育をかけるには

細かいロジックを組むことより感覚的に教育をするときに役立つ頭の使い方です。

まず前提となるのが「教育とは減点回避である」ということ。

人間が行動する理由は大きく2つ。

  • 行動を動機づけする何かがあるとき(行動促進要素)
  • 行動しない理由がないとき(グダ要素=やらない理由)
具体例

例えばお手伝いすれば1万円もらえるとしたら、これはお手伝いの”動機づけ“です。
行動を促進するようなメリットやリターンになります。
一方で、そのお手伝いがめんどくさいとか、外に出ないといけないけど外がめちゃくちゃ大雨とかだと”やらない理由“になります

簡単にいうと、動機づけ要素があった上で、やらない理由が全て消えれば読者は行動を起こします。

凄さばかりを主張するんじゃなく、買わない要素を全て潰すことこそ商品につながります

スタートからゴールまでの障壁を最初に潰しておくんです。

グダ要素を回避していって、それが全て消えたときに読者が商品を買ったり行動したりするわけです

人間は得をすることより損失を強く恐れる
プロスペクト理論と呼ばれたりしますが、人間は得することよりも損失を強く恐れる性質があります。
人間は安定思考なので「何もしなければこんなデメリットがある」と伝えるのがコツです。

グダ要素1:〜がないからできない系

一番多いのがお金がない、時間がない、人脈がない、という「〜がないからできない」というもの。

突破方法:覚悟の問題

別にSNSでビジネスをすれば、固定費なんてゼロ円でできる。勉強代も昔は50万、100万とかかったけど、今は5万や10万円で済む。
5万円なら、1週間バイト頑張ったり、飲み会代を節約すれば余裕で捻出できますよね。「お金がない」ってのは、そもそも覚悟の問題なんですよ。

突破方法:成功者の過去

自分がビジネス始めたときは、ガチで銀行残高300円しかなくて、家にあるものメルカリで全部売って10万円のお金を作った。

必要なものは、稼いで買い直せばいい。
さらに1ヶ月バイト漬け。

その間も無料のメルマガ情報だけは追い続けた。

そしてようやく貯めた30万、僕はすぐにそのお金を持って、その経営者のもとに弟子入りしにいった。

グダ要素2:特別な素養が必要なのでは?系

・自分にはできないかもしれない
・〇〇だから出来たのでは
・センスや才能が必要
・頭の良さが必要

ビジネス系に多く、スペックが足りないと思ってるタイプです。

この場合は、成果が出るかはセンスでも、才能でも学歴でも地頭でもないと伝えなくてはなりません。

突破方法:ダメダメだった自分

大学受験で2浪して簿記3級試験すらも落ちた。
動画編集に挑戦するも、パソコンが苦手すぎて編集ツールを入れる前に挫折した。
稼げるようになってからも、知識不足のせいで1億円以上の損失を出してしまった。

こういうのを伝えることで「こんな雑魚にできるなら俺でも月30万、50万円くらいなら稼げるのかもしれないな」と思ってもらうのがめちゃくちゃ重要です。

グダ要素3:リスクが怖い系

昔も自分は怖がってたけど、別に発信しても何もないこと。

というか、顔出しも名前だしも不要なのでお金を稼ぐ目的ならリスクを犯す必要がないと伝えるのもいいでしょう。

グダ要素4:めんどくさい系

作業や勉強が多くて大変そうだ…というグダ要素には確かに最初は大変だけど、知識は一度つければ一生使えるし金儲けに困らなくなる。

さらに作業がめんどくても一度仕組みを作っちゃえば仕組みが勝手に働いてくれて、寝てる間にも口座にお金が振り込まれる。

結局は、一生労働力の切り売りをするか、今頑張って作業をすることでどんどん暇になる稼ぎ方をするか、この2つの違いなんですよね。

こんな感じで伝えれば、作業をすることのコスパの良さ、知識のコスパの良さがわかるはずです。

6つの本質的グダ要素から自分のジャンルの減点を知る

1.お金や時間がなくてできない
→なくてもできる or 作ればいい

2.特殊な条件がないとできないのでは?
→センス不要、ブスでもアホでもできる

3.〜が怖くて行動できない
→リスクなんてものはない

4.〜が嫌だ、めんどくさい
→やらなくていい or実はコスパいい

5.発信者が信頼できない
→実績や理念、過去を見せる

6.他にもっと良い手段がある
→他の手段じゃダメな理由

細かい教育ロジックを組む前に読者がぶつかる”やらない理由”を把握しておけば事前に回避して教育をかけることが可能です。

読者を望んだ行動に導く促進要素

1.得られる成果がでかい
2.再現性がある
3.短期間で成果が出る
4.長期にわたって利益が出る
5.自分だけが知っていて飽和しない
6.ゴールまでの道筋が明確(かつ最短)
7.リスクがない
8.お金がかからない
9.時間がかからない
10.手間がかからない(もはや何もしなくていい)
11.考えなくていい
12.他人に自慢できる

稼げる金額がデカいとそれだけ食いつきも強くなるし、楽に早く稼げるとなれば、より魅力度がアップします。

コンテンツ作成みたいに楽に早く稼げるわけじゃないテーマは、逆に「1回やれば長く使える」という長期的快楽の切り口でプラス要素を伝えてもいいです

大事な要素は、ゴールまでの道筋が明確で考えなくても成果が出そうなこと

読者にとって考えなきゃいけない=リスクです。

不確定要素なので。

人間は100%勝てる方をいきたい生き物です

事前に自分の商品を買う際に感じるリスクやグダ要素を見つけて、それを打ち消すためのロジックを組んでおかないと商品は売れません。

この意識を持っておきましょう。

教育は減点回避なので、行動促進よりもグダ回避のほうが重要です。

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